hide-okierabu’s blog

管理会社勤務23年間の実務経験を活かしてマンション管理の真実を公開し社会善へ向けて日本の旧体質を打破して行きたい為に開設致しました。

久しぶりのブログです。

一週間程、体調不良で仕事休んでいます。持病の糖尿病が悪化し血糖値365、ストレス過多が原因。医師に入院を勧められたが・・・君には入院自体がストレスだねって自己管理にゆだねられた。17年間付き合っているがA1c6.7以下を食事・散歩でコントロール、朝一回の経口薬(血糖コントロール用1錠・コレステロールコントロール用1錠)を用いてキープしています。念の為、眼科で眼底検査したが問題なしで栄養剤(点眼剤2種類)をもらってきました。

民泊の問題が浮上し始めました。小生は民泊反対派だったんで「やっぱり」って感じです。区分所有法で一定の縛りをした他の建物とは記別を与えられた居住空間に不特定多数の出入りが発生すること自体に無理があったと思います。賃貸者間との問題ですら十分にクリアーされていない中で何故急いで民泊新法を施行したのか・・・懇意にしている公明党にすら疑問と腹立たしさを覚えます。

小生、(一社)東京都マンション管理士会にも所属しており、昨年5月~東京都の管理不全マンション調査PTにも参加し「管理不全マンション」に陥っているマンションに直に調査にも赴きました。国交省もマンション管理のあるべき姿は「自主管理」と言い、それには「合意形成」が必要十分条件と知りつつ・・・民泊を推進している。外部区分所有者ですら合意形成にはブレーキになりつつある現状で、何故に逆行するようなことをするのだろうか?

コミュニティ条項問題がありましたが・・・地域の安全等を考慮した場合「町内会」の存在は大きいでしょうが、マンションは「町内会費」を管理費として徴している問題を抱えています。管理費は区分所有法上一定の強制力を持って徴収されますが、町内会費は参加・退会が自由です。近年、町内会費を巡る問題が少なからず発生し裁判になるケースもあります。

一定のルール(規約)で日常生活を安心・安全に運営している空間に無法者が自由気ままに入り込んでくる状態を許可した失態は今後も起きてくるであろう。道徳が古語になりつつあるこの人種に如何に対応してゆけばよいのだろうか?投資型賃貸マンションに限って許可すべきが適切で、その後検証・検討を行い一般のマンションへの展開を検討すべきと言ったが耳を貸すものは少なかった。

建物の老い・人の老いによって、又所有者不明の不動産に関する推移を鑑みると「区分所有法」自体が無意味になる時代が近づいているのだろうか・・・?