hide-okierabu’s blog

管理会社勤務23年間の実務経験を活かしてマンション管理の真実を公開し社会善へ向けて日本の旧体質を打破して行きたい為に開設致しました。

おはようございます。

久しぶりの投稿になります。約2週間インフルエンザBで苦労しました。57歳での発症、八度七分の熱がでて体の節々が痛く、食欲無し、寝汗で夜中に2~3回下着を取り換える。高齢者のインフルエンザ感染者がたまに亡くなるニュースを耳にしていたが、我が身で少し入口を垣間見た思いでした。予防接種もし、うがい手洗いマスクと人一倍注意しておりましたが、社内で先陣を切り一種の風評被害的な立場に立たされ、バイキン扱いが今でも続いてます。皆さん、マダマダ油断禁物です!お気をつけて下さい。

マンション管理士としてマンション管理の現状調査に拘わらさせて頂き、建物の老い・人の老いと管理の在り方に疑問や不安を感じた次第です。現行「区分所有法」がいつまで現状のマンション管理をコントロールできるか難しい状況に来ていると思います。

国交省は「自主管理」こそが管理の基本と言っていますが、先程の二つの老いを考えた場合には矛盾点が多すぎるのが現状です。又、超高層マンションの管理費設定や固定資産税の件も「法の老い」に陥る可能性が十分にあります。マンション管理適正化法で管理を受注する管理会社は一定の法や国・協会の管理下に置かれますが、当初会社の寮等を一棟買いした中小デべ等の会社がマンション管理適正化法を知らず区分販売し長期間に渡り規約も組合も存在しない集合住宅が存在しているのも事実です。

行政の実態調査は5年置きに繰り返し繰り返し予算消去の如く費やされて、答申書も何回も何回も提出されていますが、一向に改善の方向に進んでいるとは言えない状況です。高齢化・少子化・・・様々な問題を抱えたまま、討議討議のみで時が過行く、これでいいのだろうか?関係者各位の認識や責任が再認識され統合されて一つの行動になることを願う日々である。