hide-okierabu’s blog

管理会社勤務23年間の実務経験を活かしてマンション管理の真実を公開し社会善へ向けて日本の旧体質を打破して行きたい為に開設致しました。

ウイークDayですが、時間にゆとりがあるので少しだけ・・・。

この度、11/3に引っ越します。

新居にはPCデスク・チェアー・ラックを新規購入しマンション管理士活動に拍車をかけて参ります。やはり周辺環境が変化するとビッシット体も心も締まると思います。

H16年にマンション管理士登録をして徐々に活動をして来ました。当初は試験に合格したマンション管理未経験の方が多く、いきなり「〇〇先生」と呼ばれて勢いでコンサルを受けて得意がっていた管理士をヒヤヒヤした思いで見ておりました。業務独占でなく名称独占の資格で「生業」として行けるのか?が当初からの課題で今も変わりません。管理士会では様々な研修を行い「ADR」等の「マンション紛争センター」開設を目指し管理士としての業務を生み出そうと努力しています。

以前より管理士活動にドップリと浸かり始めて約2年、区の無料相談会・管理士研修会・NPO各団体の研修会・管理委託見直し・耐震診断業者選定コンサル・適正化診断・東京都管理不全マンション調査・トラブル調整・・・etc関与して来ましたが、今一つシックリ来ない。何故か・・・。本来国交省が目指し理想としているマンション管理は「自主管理」だが・・・。そもそもマンション建設計画は購入者の視点で建設される訳ではないことがマンション管理の大きな障害で有るように思えてくる。土地を売りたい人(何かの都合でお金が必要な人)、土地媒介をして値段を引き上げて暴利を抜き取り短期で売り抜き、デベロッパーが広告費や建設費様々な費用を根底に利益を乗せて販売する。購入者は目に見えない販売テクニックに巧妙に乗せられ、買い時は今・・的なセールストークに乗せられて数十年のローンを組んでマンション建設関係者の利益を支えている。こんな一般的な購入者側ではなく、建設関係者に有利な建物に関する管理を指導、助言するマンション管理士。表面のみのコンサルではマンションと言う体内深くに救った「癌」を治療することは到底不可能であろう。

マンション管理士資格が出来て10年が過ぎました。管理会社OBの参加にマンション管理士の明るい未来があると信じています。2025東京不動産崩壊、2030年頃には「区分所有法」ですら時代遅れになってくる様相を呈して来つつあります。