hide-okierabu’s blog

管理会社勤務23年間の実務経験を活かしてマンション管理の真実を公開し社会善へ向けて日本の旧体質を打破して行きたい為に開設致しました。

マンション管理士 真実を語る!

おはようございます。

春の澄んだ空気と小鳥の囀りを部屋に招き入れて、今日をスタートさせています。

某マンションの管理委託契約締結前のコンサルにスポットで依頼があり、2度目の打ち合わせに管理会社も出席。デベロッパーでもあり、区分所有者でもある。

標準管理委託契約に基づき、現行契約書の表現や内容を確認して行く。理事長や声の大きい方がリードし始めてゆく・・・ん何か変だぞと思う、最新の改定版をPCで検索、やはり・・・済みません皆さんが御覧になっている標準は2009年、又それ以前のものです、と伝えると皆ビックリし管理士の存在に一目する。2016/7/29の改定版を基にリードして行く。法的主導権を握り一気にコンサルをスタートして行く。2時間半に及んだが「記載内容や表現」は完了、皆が満足した瞬間にコストに話を移す。

通常の2倍3倍の契約金額が目立つ、管理会社の担当者の顔がこわばる中、理事長や声の大きい管理会社寄りの方々の集中砲火を浴びる。怯むことなく23年間の管理会社勤務時代の経験を活かし「コスト管理」「管理会社の利益率」「業者選定基準」を分かりやすく説明。シーンとした空気が流れる、管理会社担当者に「これが全て正しいとは言ってません。御社には御社の御都合があるでしょうから、持ち帰り検討して下さい」と添える。但し、3点は必ず減額して下さいと伝え、無理であるならば業者に連絡し調整しましょうか?それで無理なら旧知の健全なる業者を紹介します、と釘を打つ。

最後に、区分所有者が管理をしている形態に言及し「マンション管理適正化法」が適用できない状況下になる場合がある旨言及し注意喚起をした。理事の方々の不安感、そして管理会社にダッコにオンブは絶対にダメだと感じて頂く為に、現行形態と同じ管理組合に問題が起こり、訴訟をしようと国交省やマンション管理センターに相談したら「自主管理でしょ?」と一言で断られた事例を紹介。

管理会社に一石と投じて、注意喚起を行いコンサルを終了。その後数名の理事に懇願されて2時間無料の相談に・・・。真実を知った方々の不安を解消して、何等かの解決策を模索して管理組合の皆さまの資産保全は当然として、合意形成の一端を担って行きたい!

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